第9回 無条件の感謝

2022年08月17日 10時00分 進社長のよくなるブログ

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無条件の感謝

 

お盆が終わりましたね。

今年も昨年に続き、コロナの影響で、

里帰り出来なかった人も多いと思います。

 

お盆といえば先祖供養。

お墓参りは大切ですよね。

 

普段、様々な事で忙しい私たちですが、

お盆くらいは、そんな事を忘れて

ご先祖様に感謝する時間を持ちたいものです。

 

お客様の相談で、

「親が嫌い!」「許せない!」

という人が、いらっしゃいます。

 

話を聞いているとほとんどの場合は、

自分が望む事をしてくれない(してくれなかった)

という内容です。

 

実は、このお悩みは、少し視点を変えると

大した問題ではない事に気づくことができます。

 

そもそも、恋人であれ、家族であれ、

友人であれ、他人の希望(要求)に

すべて答える事は、不可能です。

 

あなただって、そんな事できませんよね?

(時々、できてると勘違いしている人もいますが・・・。)

 

なのに、

「親とはこうあるべきだ」

「こうすべきだ」

という常識を多くの人が持っています。

 

それは、理想の親の

在り方ではあるかもしれませんが、

その通り行動できる人など

この世には、存在しません。

 

また、

親が子供に求める事と

子供が親に求める事は、

基本的に反対の事が多いです。

 

例えば、

親は、子供に勉強して欲しい

と思うのに対して、

 

子供は勉強よりゲームを

させて欲しいと思ったりします。

 

親は、子供の生活をよりよくするために

仕事をしていると思っていいるのに、

子供は、仕事より

自分と遊んでほしいと思ったりします。

 

この思いのズレが少しづつ大きくなって、

「親は自分の事を分かってくれない」

と失望し、親に対する不満や怒りを抱くようになっていきます。

 

ここで、最も基本的な部分を考えてみたいと思います。

 

どんなひどい親(自分を捨てた親、虐待する親)

であったとしても、

その親がいなければ、

あなたはこの世に存在しなかった

という事実です。

 

あなたが、様々な体験を通して感じる、

喜び、感謝、怒り、不安などの感情は、

あなたが、この世に生まれなければ、

味わう事ができなかった貴重なものです。

 

そう考えると、そんな体験をすることが

出来る身体を与えてくれた親は、

無条件の感謝をする相手なんです。

 

だからと言って、

親に何かをしなければいけないとか、

言う事を聞かなければいけない

というわけではありません。

 

親に対して感謝の気持ちを持った上で、

自分が心地よいと感じる距離をとればいいのです。

 

心地よいと感じる距離感は人によって違います。

いつも近くにいるのがいい人もいれば、

年に1度会うくらいがいい人もいます。

 

中には、二度と会いたくない人もいるかもしれません。

 

それは、自分で決めていいんです。

 

ただ、心の中では、自分をこの世に

誕生させてくれた親に対して感謝の気持ちを持つ事で、

間違いなく、穏やかで優しい人になれます。

 

この視点を持つ事ができると、

周りの人も穏やかで優しくなっていきます。

不思議ですよね~。

 

ぜひ、過去の事は水に流して、感謝してみましょう。

ついてる! ついてる! つきまくり~!!

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