12月21日(日)は
天赦日!
天赦日(てんしゃび / にち)とは、
日本の吉日の中で
「最上の吉日」とされている日のことです。
すべて神様が天に昇り、万物の罪を赦してくれるため、何をやっても上手くいくとされています。
この「罪を赦す」という部分の解釈が難しいところなのですが、
ニュアンスとしては
“幸せの反動で発生する厄(幸福感についてまわる罪悪感)”を赦してくれる感じ……らしいです。
でも確かに、
「こんな幸せなこと(幸運なこと)が起こったら、逆に何か悪いことが起こるのではないか?」
という風に考えたことは、割と誰しもあるのではないでしょうか?
例えばゴルフだと、ホールインワンを決めた人は、幸運が自分に集まり過ぎないよう仲間にご飯を奢ったり、キャディさんにご祝儀を渡したりします。
麻雀だと、“完成すると死ぬ”と言われるほど珍しい役満「九蓮宝燈(チューレンポウトウ)」でゲームに勝ったときも、厄払いの意味を込めて仲間に奢らないといけないと言われています。
天赦日は、そういった罪は全部赦してもらえるから、気にせずどんどん物事を進めなさい、という意味なのでしょう。
ちなみに、天赦日が巡ってくるのは60日毎。
1年を通して非常に少ないため、貴重な吉日というわけです。