表の顔と裏の顔②
今回は第二弾。
テーマは「完璧主義の人」です。
あなたの周りにいる完璧主義な方、
仕事もテキパキこなし、
いつもきちんとしていて、
憧れる方も多いのではないでしょうか?
でも、その裏には、人には見せない、
繊細な一面が隠されていることが多いです。
今回はその表の顔と裏の顔を見ていきます。
表の顔:何事も妥協せず、完璧を目指す人
裏の顔:自分の欠点を恐れている人
完璧主義の人は、
言い換えると「失敗が許せない人」
その裏にあるのは、
失敗することに対する恐怖です。
「こんな自分ではダメだ」
「人からどう思われるだろう」
という、強い不安や恐れが隠れています。
もちろん、目標に向かって努力し、
より良いものを目指すことは素晴らしいことです。
自分を成長させるエネルギーになります。
でも、その「完璧」を
周りの人にも求めてしまうと、
人間関係にひびが入ってしまうことがあるんです。
例えば、
何かお手伝いをしてくれた方に、
「もっとこうして欲しかったのに」
と心の中で思ってしまう。
すると、
相手は自分のやり方を否定されたと思い、
相手は「自分は認められていない…」
と感じてしまうかもしれません。
周りに完璧を求めすぎると、
周りの人は「また何か言われるんじゃないか…」と、
常にビクビクしてしまい、
本来持っている力を発揮できなくなってしまいます。
心の中で常にプレッシャーを感じている状態では、
本来の力を発揮できません。
これでは、良い結果も生まれませんよね。
ですから、大切なのは、
完璧にできないことを許して、
受け入れることができるかどうか。
「人は完璧ではない」ということを、
心から理解し、受け入れることです。
人は誰でも間違いを犯します。
すべてが完璧な人なんていません。
心からそう思えると、ゆとりが生まれ、
気持ちがフッと軽くなって、
周りの人にも優しくなれます。
そして、これは、
自分自身に対しても
同じことが言えるんです。
完璧でない自分を許し、
受け入れることで、心が軽くなり、
前向きな気持ちで物事に取り組めるようになります。
一枚の板の上を歩くことは
地上ではカンタンでも、
地上100メートルのビルとビルの間では
恐怖でこわばって上手く歩けませんよね?
心には、程よいゆとりが必要なんです。
余裕を持って、平常心を保つことで
あなたのパフォーマンスは上がります。
そして、
自分の周りに完璧主義の人がいる場合は、
「この人は、失敗するのが怖いんだな」
と思って、温かい目で見てあげましょう!
相手の行動の裏にある感情を理解してあげると、
より優しく、寛容な気持ちで接することができます。
もし、自分の上司が、そういう人なら、
心の中で、「心配しなくて大丈夫ですよ」
と思ってあげてください。
言葉に出さなくても、
あなたの温かい気持ちは相手に伝わります。
そういう思いで関わっていると、
だんだん相手も変わってきます。
少なくとも、
あなたに対しては心を開いてきますよ。
これは、あなたの肯定的なエネルギーが、
相手の潜在意識に働きかけるからです。
完璧主義な方は、
責任感が強く、真面目な方が多く、
本来とても素晴らしい長所ですよね。
ですから、その長所を認めつつ、
「時には、力を抜いて、
リラックスすることも大切ですよ」
と、優しく伝えてみてください。
そして、何よりも大切なのは、
あなた自身が、
完璧でない自分を愛し、受け入れること。
そうすることで、周りの人のことも、
自然と受け入れられるようになりますよ☆
ついてる! ついてる! つきまくり~!!