第25回 バランスの法則 ③

2022年10月12日 10時00分 進社長のよくなるブログ

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バランスの法則 ③

 

今回は、

人は相手に合わせて自分を演じ分ける

ことでバランスを取っている

 

という事についてお話しします。

 

占いなどで、自分の性格は、

 

明るい、暗い、元気、おとなしい

 

など言われて、

それを信じている人も多いと思います。

 

もちろん、生まれ持った性格としては、

間違いではないのですが、必ずしも

完全に当たっているわけではありません。

 

基本的に、人は全ての性格を持っています。

 

それが、環境によって、

表に現れる(演じる)性格が

変わってくるんですね。

 

どういう事かというと

結婚している人は、よく分かると思いますが…

 

外では、明るく、おしゃべりで、

お世話好きなんだけど、家に帰ると無表情で、

無口で、何もしない人っていますよね。

 

そうすると、

「どっちが本当の自分なの?」

と思ってしまいます。

 

でも、そうなるのには、

理由があるんです。

 

全ての人には、

自分のやりたい時に、

やりたい事をしたいという

基本的な欲求があります。

 

ところが、人と関わりを持つ時には、

ある程度、相手に合わせないと

人間関係を築く事は、できません。

 

前回、陰と陽の話をしましたが、

相手がいると、バランスをとるために必ず、

どちらかが陰で、どちらかが陽になります。

 

昔は「亭主関白」とか、結婚したら

「奥さんの尻にしかれるのがいい」

みたいな言葉がありましたよね。

 

これは、言い換えると、

 

どちらが主導権を握っているか?

という事です。

 

当然、主導権を握っている方が、

やりたい時にやりたい事をします。

 

そうすると、バランスを取るために、

相手は、我慢して相手に合わせる必要があります。

 

でも、無理をして合わせてばかりいると、

ストレスが溜まり、関係が維持できなくなって、

離婚という事になってしまいます。

 

ですから、関係を長く続けたい時は、

それぞれ違う分野で主導権を

とれるようにすればいいんです。

 

例えば、

 

食事は妻で、掃除は夫

仕事は夫で、家事は妻

 

もちろん、これはそれぞれ逆でもいいです。

こんなふうに主導権を持つ分野を分けます。

 

すると主導権のバランスがとれて、

良い関係を築きやすくなります。

 

でも、共働きが当たり前の社会では、

平等という言葉が独り歩きしているので、

全ての事を等しくやらなければ

いけないと勘違いしています。

 

そうすると、

得意な分野では優越感を抱き、

苦手な分野では劣等感を

抱くようになってしまうんです。

 

苦手な分野を克服しようとして

結果が出ないと、より大きな劣等感を抱き、

自分はダメな人間だと勘違いして、

人生が面白くなくなってしまうんですね。

 

ですから、

 

自分の得意分野と苦手分野をしっかり、

見極めて、得意分野は積極的に行動し、

苦手分野は、上手にお願いする。

 

こんな感じでお互いの立ち位置を

決めていくとバランスがとれてきて、

物事がスムーズに運ぶようになりますよ。

 

ついてる! ついてる! つきまくり~!!

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