親に気を使っていると
自分がどんどんすり減っていく。
親のおきてを破る
勇気！

「親の言うことを聞きなさい」
子どもの頃に何度も言われたよね。

もしかしたら、
大人になったあなたも
自分の子どもに、
同じことを言っているかも。

この言葉、
「親の言うことを聞きなさい」
これは、ある意味では正しいこと。

まだ小さな子どもの時は、

・何が良くて、何が悪いのか？
・何が危なくて、何が安全なのか？

そんなことを
まったく知らないし、分からない。
自分で考えることもできない状態。

だから、そういう時期は、
まず「親の言うことを聞く」
というのは大切なんだ。

親は子どもを
守らないといけない責任があって、
子どもは親の言うこと聞かないと、
命に関わることがあるからそうなる。

ちなみにこの時期は、
親の言うことを素直に聞く子ほど、
「いい子」と言われる段階だね。

だけどね、この状態を
ずっと続けていてはいけないよ。

親の言うことを聞くだけの段階は、
あくまで小さな子どもの時期。

子どもが、
まったく無知なときにやること。

成長すれば、子どもは
自分で考えるようになる。
いや、ならないといけないよ。

親と子という関係でも、
子どもは1人の人間なんだ。
だから親子っていうのは、
人間と人間の対等な関係だよ。

それなのに、

成長しても親の言うことを
いつまでも聞き続けないと
いけない状態の人もいる。

それを
「親の言いなり」
って言うんだよ。

たしかに親は、
子どもが心配だからこそ、
いろいろ言ったりはすると思う。

でも、それがいき過ぎると、
親が子どもを支配して、
コントロールしている状態に
なってしまうんだ。

子どもは親の奴隷じゃない。
操り人形でもないし、
コントロールされるべきものでもない。

だから、もし今、
親に気を使い過ぎて
自分の意見を言えないとしたら…
ちょっと考えてみて。

自分をすり減らして、
我慢して心を犠牲にしてない？
親の言いなりになっていない？

思い当たるなら、
今からは、もうやめていいよ。

あなたは自分の人生を生きていいんだよ。

親の役目はね、
あくまで子どもを1人の人間として、
自分で考えて行動できるようにさせること。

だから、いつまでも、
親が子どもに対して、
過保護にしたり、依存したり、
コントロールするのはおかしいんだ。

もちろん
親の恩を感じること、
親に感謝することは大切だよ。

でも、それは
親の言いなりになる
ってこととは別だからね。

まずはあなた自身が
一人前の大人になること。
それが本当の親孝行だよ。

あなたの人生はあなたのもの。

どんなに親から言われたことでも、
納得いかないなら、
ちゃんと自分の意見を言っていい。

そして時には、
親の「おきて」を破ってもいい！

勇気がいることだよね。
でも大丈夫。

あなたにはビリちゃんがついてるから！

一度やってみて、
きっとスッキリするはずだよ♪

そしたら、そこから
本当のあなたの人生がスタートするよ！


【あゆみ先生のまとめ】
「親の言うことを聞きなさい」
これは、親が子どもを
コントロールするのに便利な言葉。
たしかにまだ小さな子どもの頃には
大切なことかもしれない。
だけど、成長して大人になってからも、
親に気を使い過ぎて、自分の意見を言えない人がいる。
そんなふううに自分をすり減らして、
犠牲になるのは、もうやめよう。
あなたの人生なんだから、勇気を出して！
親のルールは破ってもいいんだよ。