ブッダの名言①

前回、仏陀（ブッダ）の名言10選の
お話をしましたが、
「意味を詳しく説明して欲しい」
とのお問い合わせをたくさんいただきました。

そこで、今回から10回に分けて、
それぞれの意味を解説していこうと思います。 

第１回目は、
―――――――――――――
ここに、過去は存在しない。
未来はまだ来ていない。
あなたが生きているのは、
今この瞬間だけ。
―――――――――――――
です。

私たちは、自分の「身体」を通じて、
体験したり、行動したりしています。

そして、この「身体」で
過去に体験したことを【記憶】し、
これから体験しようとすることを【想像】します。

これを踏まえて、過去と未来を定義すると

過去・・・身体で体験したことの記憶
未来・・・身体で体験したいことの想像
　　　　　身体で体験するであろう予測

となります。

そして、ここで何度も
「身体」という言葉を
出しているのには意味があります。

考えてみて欲しいのですが私たちは、

過去の体験は、
頭の中にしか存在しておらず、

未来に体験する事も、今はまだ
頭の中で想像する事しかできません。

そう、この「身体」で体験できるのは、
今この瞬間だけなんです。

過去の体験は変えられません。
未来を不安を感じたり期待をしても、
どうなるかは分かりません。

つまり、私たちが
過去の体験や未来の不安を
考える時間は意味がないということです。

ですから、たとえば過去のことは、

・過去の体験を今に活用するのであれば、
　過去の〇〇の体験が私を強くしてくれたと
　思って、自信を持って行動する

・過去の〇〇の体験があるから、
　人にやさしく接する事ができる

というように活用する程度に
思っておいてください。

重要なのは
『過去にも未来にも囚われない』こと。

そして、もう一つ大事なことは、
今の状態が未来を作るということです。

今、あなたがイヤな事をしていたり、
やりたくない事をしているとします。

すると、
未来はその延長線上に続くので、
未来もイヤな事をしたり、
やりたくない事をする事になります。

そこで、
「いつかきっと人生よくなるはず…！！」
と思ったとしても、そんな状態では、
その期待は裏切られてしまうんです。

それは、未来に期待するのは、
今の自分が不安や不満を
抱えていることが原因だから！

悲しいことですが・・・
そんな心の状態の延長線上にあるのは、
不安や不満を感じる未来だけなんです。

では逆に！

今楽しい事、やりたい事をしていれば、
未来はどうなるでしょうか？？

未来は今の延長線上に続くので、
楽しい事、やりたい事をすれば、
未来でも楽しい事、やりたい事を
することになるんです！！

ですから大事なのは、
未来を憂いてまだ起こってもない事を
うじうじグダグダ考えるのではく、

今この瞬間を全力で楽しみ、
本当にやりたいことをやって、
今を一生懸命に生きることです。

ついつい過去や未来の事ばかり考えている人は、
もっと今に意識を向けてください！

今、自分のやりたい事をする事が、
幸せになる一番の近道になりますよ☆ 

ついてる！　ついてる！　つきまくり～！！