第183回 感情のコントロールの裏技②

2025年01月06日 10時00分 進社長のよくなるブログ

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感情のコントロールの裏技②

前回は、感情に振り回されず、
うまく付き合うための最初のステップとして、 

「期待」「羨ましさ」「怒り」 

この3つの感情に焦点を当てて、
そのコントロール方法についてお伝えしました。

今回は、 前回に続いて、
 「自信」「嫉妬」「焦り」 
という3つの感情との向き合い方を紹介します。

前回と同様に、今回ご紹介する感情も、
扱い方次第では、自分や他人を気付つけたり、
心のバランスを崩すこともあります。

ですが、正しく理解し、
コントロールすることで、
人生をよくするための力になることは
間違いありません。

では、はじめます!

「自信」は『お金』
 →【使いすぎず貯めすぎず】

自信がある人って、
キラキラして輝いて見えますよね。
ですが、その反面、過剰な自信は、
自分勝手になったり、傲慢になったりします。

これってお金によく似ているんですよね。

お金は便利なモノで、
使い方次第で生活を豊かにしてくれます。

うまく使えば自分にも周りの人のためにも
いい影響があるんですが、
使い方を間違えると、よくない結果を招くことも…

たとえば、

浪費癖のある人はお金を使いすぎて、
借金に苦しむかもしれません。
どんどん使う人は、高慢になって、
使わない人を見下したりもするでしょう。

それとは逆に、
ケチな人はお金を貯め込むばかりで、
使うのが怖くなり、臆病になって、
人生の楽しみを逃してしまうかもしれません。

結局、
適度に使って適度に貯めるのがベスト!

自信も同じです。
お金と同じようにバランスが大切。

過剰な自信は身を滅ぼします。
わがままになって、傲慢になって、
周囲の人から嫌われ、孤立します。

一方で、 自信不足も問題です。
自己肯定感が低くなって卑屈になったり、
自分の能力を発揮できず、
チャンスを逃してしまいます。

大切なのは、
自分の長所と短所を理解し、
謙虚さを忘れずに、
自信を育んでいくことです。


「自分はバランスが取れているかな?」
と確認してみてください。

「嫉妬」は『目薬』
 →【少量なら視界がよくなる】

嫉妬は多少なりとも誰でも持っている感情です。

この他人の成功を羨む気持ちは、
うまく使えば、相手の長所に気付き、
自分自身の成長を促すモチベーションになります。

「自分はまだまだだ」
「あんなふうになりたい!」
「あの人みたいに自分もがんばろう」
と前向きに思えるからです。

しかし、嫉妬心に支配されてしまうと、
ネガティブな感情に囚われ、
相手に執着したり、心を病んでしまうかも。

この嫉妬は目薬のようなものです。

目薬は、目の疲れを癒したり、
よごれやゴミを取り除いて視界をクリアにして、
前に進んで行くのに役立ちます。

でも、使いすぎると、
かえって目に負担をかけてしまい、
使い方次第で、毒にもなります。

大切なのは少量を適切に使うこと。

嫉妬も同じです。
少量ならいいですが、
使い方を間違えると暴走してしまいます。

嫉妬心を感じた時の対処法は、
「なぜ自分は嫉妬しているのか?」
と自問自答して、その感情の根源を探ること。

あと、意外と嫉妬というのは
自分がしていると認めたくない感情です。
嫉妬してるのは恥ずかしいし、
自分が小さく見えるので隠してしまいます。

まずは認めることが大事。
「自分は嫉妬している」
と認識することから始めます。

そして、
「どうすれば、自分も成長できるのか」
という前向きな視点を持つことで、
嫉妬心をポジティブなエネルギーに
変換することができますよ!


「焦り」は『炊飯器』
 →【むやみに開けると失敗する】

「早く結果を出さなきゃ!」
そうやって焦る気持ち、よく分かります。

あなたも経験あると思いますが、
焦ってもいいことないですよね。

この焦りは、炊飯器のフタを
何度も開けてしまうようなもの。


確認しすぎたり、急いだりすると、
かえって結果は悪くなります。

美味しいご飯を炊くためには、
炊飯器のフタはむやみに開けてはいけません。

「早くごはんを炊かないといけない…!」
と思って、気になって途中でフタを開けると、
結局うまく炊けなくなります。

焦りも、 炊飯器の蓋を開けるように、
物事を中途半端にしてしまったり、
ミスが増えて、判断を誤ったり、
良い結果を得られない原因にもなるんです。

これは、ビリちゃんに
何度も何度も同じお願いをするのにも似ています。


1度ビリちゃんにお願いをしたら、
炊飯器のスイッチを入れるように、
あとはビリちゃんにまかせる!

すると、焦る気持ちがなくなり、
よい結果が早くやってきます。

焦らないためには、
まず、目標を明確にし、計画を立て、
落ち着いて行動することが大切です。

なにか起こっても、焦らず、
当初決めたことに立ち戻って、
落ち着いて行動することで目標に近づきますよ。

さて、
今回も3つの感情についてお話しました。

感情は、心の羅針盤です。

感情の波を乗りこなし、
心の調和を保ち、
目的地に向かっていくエネルギーにする。

人生という大海原を、
自由に、そして力強く、
航海していくことができます。

すべては感情のコントロール次第!

今日の3つの感情も、
別のモノに置き換えて捉えて
対処していきましょう☆


ついてる! ついてる! つきまくり~!!

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